近年、インディーズゲームの勢いが止まりません。
大手スタジオに負けない発想力、プレイヤーを魅了するストーリー、独創的なゲーム性。そんな「隠れた名作」が、次々と登場しています。
「大作はもう飽きた…」
「面白いゲームをじっくり遊びたい!」
「手軽にできるおすすめゲームを探している」
という方に向けて、今回は本当に面白いおすすめインディーズゲームを厳選してご紹介します。
目次
1. Celeste(セレステ)
難しい、だからこそ癖になる!挑戦心をくすぐるドット絵アクション!
Celeste(セレステ)は、昔ながらの懐かしさを感じる2Dシングルアクションゲームです。
今作に複雑な操作は一切ありません。使うアクションは「ジャンプ」、「エアダッシュ」、「のぼる」の3つだけ。気軽にプレイできるのも魅力の一つ。
とはいえ、だからこそ簡単というわけではありません。神秘的な聖山を舞台として、高難易度のアクションステージがプレイヤーを待ち受けています。
・テンションの上がる神BGMがたくさん!
・死んでもすぐ復活できるから面倒なこと一切ナシ!
・愛着のわく魅力的なキャラクターの数々

超難しいので、2Dアクションに慣れていない人だとクリアするまで1000回くらい死ぬことになるだろう。その分、難関を突破したときの達成感はひとしお。

シンプルなアクションから生み出されるとは思えないほどの奥深い操作性が楽しい。「ここはこの方法でも行けるのでは…?」とプレイヤーの想像的な攻略を許容する自由さが良い。


2. Slay the Spire(スレイ ザ スパイア)
自分だけの戦略で攻略していく中毒性!
Slay the Spire(スレイ ザ スパイア)は、デッキビルド型のローグライクカードゲーム。
本来、カードゲームといえば複数人数で遊ぶものですが、このジャンルではシングルプレイとなっています。
道中で手に入る様々な効果のカードを選びながら、挑戦する度に変化するダンジョンを自分だけの作戦で攻略していくという、非常に戦略性の高いゲームとなっています。
・挑戦する度に変化する塔を攻略していくので、無限に遊ぶことができる!
・戦略性と運要素のバランスが楽しい!

最初にキャラを選択して、カードを捨てたり選んだりしながら敵を倒して進んでいく。段々とカード効果の理解が進んでいくと、自分だけの最強デッキが作れて最高に楽しい。

やり込みが無限にできるし、1プレイに1時間もかからない。正直、永遠に遊んでいたいほどの中毒性でやめられない。


3. Stardew Valley(スターデューバレー)
牧場ゲームの王道。自由で落ち着くスローライフ。
Stardew Valley(スターデューバレー)は、牧場でのスローライフをテーマにした2DシミュレーションRPGです。
プレイヤーは、祖父から受け継いだ古い農場で自給自足の生活をしていくことになります。
農業をして作物を育てたり、釣りをして大物の魚を釣り上げたり、洞窟を探検して貴重品を発掘したり、町の人々と交流をしたりと、全てはプレイヤーの思うがまま。
大型タイトルやハードなアクションに疲れたときは、たまにはこうやってのんびりとした雰囲気のゲームで息抜きしてみるのも良いかもしれません。
・やり込み要素がとんでもないほどあるので、無限に遊べる!
・マルチプレイにも対応しているので、友達と一緒に遊ぶこともできる!

キャラが可愛くない代わりに無限のコンテンツ追加されたどうぶつの森。
MODを入れれば文字通り無限に遊べるようになるので、やり込みが好きな人にはたまらない。

のんびりとしたスローライフが送りたいならぜひおすすめの一作!NPCたちのテキストも種類が豊富で本当に村に住んでいるような感覚でプレイできる。


4. GRIS(グリス)
まるで絵画のような美麗イラスト。美しいゲームに心洗われる。
GRIS(グリス)は、色鮮やかなアートが特徴的なアクションアドベンチャーゲーム。
本作には難しいアクションやプレイヤーを襲う敵などといった要素は無く、色鮮やかなアートで彩られた主人公の物語を体験していくことになります。
主人公の「Gris」は、過去の辛い記憶から逃れるために、色鮮やかで不思議な世界に迷い込んでしまいます。様々な経験を通じて、Grisは精神的に成長していくことになります。
ゲーム内に言葉は一切なし。全てはあなたの感覚で理解することになります。どこか神秘的な雰囲気の世界を旅しながら、心洗われる素敵なゲーム体験をしてみるのもきっと心地よいでしょう。
・圧倒的な演出とイラストの美しさに目が離せない!
・クオリティの高い音楽も豊富で、心身共に癒される!

アートのように美しく洗練されたステージ、静かで心地よいBGM。無意識に感動していたのかプレイ中に鳥肌が立つことが何度もありました。まさに、ゲームの枠を超えた『芸術作品』といえるだろう。

4時間程度でクリアは可能。パズルが得意な人であればもっと早いかも。グラフィックはもちろん効果音や音楽にもこだわりが出ているので、ヘッドホンやイヤホンでしっかりと聞きながらプレイしてみてください。


5. Unpacking(アンパッキング)
ただ荷解きするだけのゲーム。なのに、どうしてこんなにエモい気分に?
Unpacking(アンパッキング)は、箱から持ち物を出して新しい家に置いていくだけの、ただの荷解きのゲームです。ただそれだけなのに、なぜだか心温まる気分にさせてくるのです。
プレイヤーは、段ボールから荷物を取り出しながら、新居を素敵に飾り付けていくことになります。荷ほどきする荷物には様々な種類があり、それらの見知らぬ持ち主の人生について知ることになるのです。
目にも耳にすることもないキャラクターと交流し、遠くから物語に触れ合うような不思議な感覚になるゲームです。
・想像力を豊かに働かせるような、まさに行間を読めるゲーム!
・制限時間なく、自分だけの素敵な部屋をつくる自由さも。

とても丁寧なゲームだと思う。物を置いた時のSEが何パターンもあったり、主人公お気に入りのぬいぐるみが年月を経るごとに古びていったりとか、そういう細かさがすごい。

主人公の人生で何があったか想像しつつ、気づいたら夢中になって最後の荷ほどきまで終わってしまう。地味な作業に見えるけど、戸棚や本棚の整理に達成感を得る人にはたまらない。


6. Ape Out(エイプアウト)
脱走したゴリラが人間を爽快にぶっ飛ばすアクションゲーム!
Ape Out(エイプアウト)は、見下ろし型の2Dアクションゲームです。
主人公は、人間に捕まえられ閉じ込められていた一匹のゴリラ。野生から切り離された怒りと共に、ゴリラとしての強靭なパワーを使いながら自由を求めて脱出していくことになります。
人間を掴んで握りつぶしたり、銃撃からの盾にしたりなど、かなり血みどろ&バイオレンスなアクションシーンが豊富にあるので、ちょっと注意。
とはいえ、近代兵器で武装した人間を相手に、原始的なパワフル筋力で敵を蹴散らしていくのはかなり爽快です。
・脱出への道は様々ある。己の直感に従って、自由に切り開いていける!
・高揚するBGMと、プレイヤーのアクションに合わせて鳴り響く野性的なシンバルとドラムの音がテンションをぶち上げる!

ビジュアルとゲーム性がマッチした非常にいいゲーム。力のままに暴れまわっても意外と進めるし、それだとキツくなってきたころにルートや戦略を考え始めるけど、結局純粋な暴力に戻ってしまう。

スタート地点の反対側に脱出するだけ。プレイヤーを縛る煩わしいルールは何もない。ただ進み、殺せ!解放しろ、ゴリラパワー!最初から最後まで何もかもがカッコいい!


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